2017年11月13日


あなたがポロっとこぼした言葉を覚えている
あなたがポロっとこぼした笑顔を覚えている
刺さったものはしょうがないからそっとしておいて
誰にも迷惑はかけないからそっとしておいて
あなたのことは好きだよ
どこの誰よりも好きだよ
でもこの行く末は優しくない

摘んでも踏んでも蹴とばしても根が取れなくて
笑顔を見るたび もどかしいくらいに成長する
この花を咲かせても未来はない
僕だけが傷つく現実で終わらせたい
あなたの仕草ひとつで
あなたの挨拶ひとつで
踊ってしまう心が
怖くて 嬉しくて

だからいっそ嫌ってくれ
冷たい言葉を吐くから
二度と燃えない ぬくもりもない
氷であって

今 誓います
君が幸せになるために
僕はこの感情を凍らせるよ
だから優しくしないで
僕にもう笑顔を向けないで
これ以上 僕の心を燃やさないで
目の前の愛しい人を愛せない
目の前の愛しい君を愛せない
あなたの無邪気な笑顔が大好きだったけど
これ以上 僕の心を燃やさないで
posted by つづけ at 23:19| Comment(0) | 恋愛詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一期一会


今が最高とあなたも思ってくれてますか?
この時のこと忘れないと心に強く滲ませて 

僕らはいずれ離れたとき 小さな存在になるけど
僕らがまた出会ったとき 他人にならないよう願って

おもいのまま自由に過ごせたあの頃が懐かしい
今の机の前でやるべきことと戦ってる

いつだって過去は輝いて 未来はくすんでいるよ
いつだって今を取りこぼして 時を戻したがっている

思い出せない記憶も
あなたの優しい嘘も
恥ずかしかった朝も
癖になるようなスリルも
みんなとまた逢いたいけど
もう一度 君の傍にいたいけど
だけど もう
さよなら

さようなら
posted by つづけ at 22:38| Comment(0) | 感嘆詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なびいてる



あなたの好きな食べ物をきいた それだけ
あなたの兄弟の有無をきいた それだけ

財布を忘れた日 幸先悪すぎる
宿題は机に置いたままだし 先生になんて言おう
今から戻ってたら どう頑張っても遅刻だし
最悪な始まり方 そんなこと思ってたら

あなたが同じ電車に乗っていた それだけ
あなたと目が合って「おはよう」って言われた それだけなのに

最寄り駅に着くまでのなんでもない時間が
ここ最近 比べるものがないくらい
果てしなく愛しいの
あなたが車窓から見る景色
わたしもいつも見てるのに
白い綿毛の健気なたんぽぽくん
なびいてる 笑ってる

あなたがハマってる音楽を聴いた それだけ
あなたの眠たそうな欠伸を見た それだけなのに

伝えたい気持ちの
伝えたいその訳に
目を背けて右往左往

私も馬鹿じゃない
なんとなくわかってる
答えはわかってる

改札はいつも通り
友達もいつも通り
お弁当もいつも通り
最悪も日常の一部で

夜は今日もくるだろう
明日だってくるだろう
変わらないと思っていたのに
私も馬鹿じゃない
posted by つづけ at 22:01| Comment(0) | 恋愛詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

音楽は消耗品


音楽は消耗品だと思ってた
飽きたら聴くのをやめて
新しいのを探して食べて
また飽きて

なんて虚しい生き物なんだろうって
自分に問いかけていた
美味しい音楽の後味も知ろうともせずに

歳をとって知る
聴きたいものはなんなのか
聴き飽きてたメロディーがさ
今の気持ちと重なって
歌詞の意味も変わって聴こえて

味変わりした響き方だった
素晴らしいのは毎日を更新してきた自分で
音楽はずっと傍にあっただけで
「支えてくれてありがとう」とまでは言わないけど
自分の一部なんだなって思えた

思春期に好んで聴いた曲は
あの時の帰り道の色すら脳に呼び出して
悲しい気持ちも嬉しい気持ちも
全部優しく響いて満ちた

味変わりした今の生活も
素晴らしいと思えるくらいいつか煮詰まるから
ずっと傍にいて
隣で鳴っていて

誰かのレビューで汚されるような曲でもなかった
私が私の判断をすればよかったんだ
「支えてくれてありがとう」とまでは言わないけど
自分の一部なんだなって思ってる

音楽は消耗品だと思ってた
飽きているのは私の毎日にで
音楽の響き方はいつだって新しい
posted by つづけ at 21:23| Comment(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月06日

許したい


数えてみたら二桁を越えた
それが特にお守りになることもなかったけど
何度も確かめ合って 言葉にし合った
相思相愛の事実は 瞬間の感情

見てるだけで疲れる
あの愛しかった部分が
見てるだけで疲れる
帰る場所は他にもあるでしょう?

どうしてあなたのことを許せないんだろう
どうしてあなたのことを許せないんだろう
どうしてあなたのことを許せないんだろう
どうしてあなたのことを許せない

ルール違反したあなたよりも
指摘した私のほうが悪者に見えるみたい
嫌いっていうほど嫌ってはないけど
確実にあなたが必要じゃなくなってしまった

許してほしいんだ
許せないかったことを
許してほしいんだ
あなたは心が広いんでしょ?

どうしても自分が可愛くて仕方ない
どうしても自分が可愛くて仕方ない
どうしても自分が可愛くて仕方ない
どうしても自分が可愛くて

爪は伸びるし
新しさしか求めない身体が
あなたを一生愛したいと
そう思った日もあったのに

どうしてあなたのことを許せないんだろう
どうしてあなたのことを許せないんだろう
どうしてあなたのことを許せないんだろう
どうしてあなたのことを許せない
posted by つづけ at 21:37| Comment(2) | 恋愛詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする