2014年08月21日

蝉よりうるさい仲間たち


夏休みが終わる直前に
部活のメンバーで教室に集まることにした
理由はごくごく単純で
終わっていない宿題をやっつけるため

集まってみたはいいものの
寝る人 喋る人 人の答えを丸写しする人
様々な怠惰な在り方に
俺は苦笑をこぼしてた

「数学が意味不明だよ」
「古典がもうチンプンカンプン」
「化学は人生に必要ない」
みんながみんな どこか欠けてた

勉強の休憩がてら
校舎4階 光差す窓から
見慣れた町並み 見下ろした

窓から見下ろす誰かの車は
オモチャのように走ってた

その姿を見ていたのだろう
向かいに座っていた智也が
外を見ながらこう言った

「部活のメンバーでドライブ旅行とか行けたら最高だろうな」

俺は口元をゆるませながら
「実施するには最低でも2年かかるな」と返した

「俺たち2年後も仲良しっしょ」

「どうだろうな」

口ではこんなこと 言ってるけど
本当は心で分かってる

宿題をやるために集まった教室はずっと賑やかで
蝉がわめき散らす窓の外もずっと賑やかで
こんな喧騒の中にいるのに
こんな喧騒 うざったいはずなのに

俺はずっと笑っていたんだ


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posted by つづけ at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

五行歌 「デタラメくん」



時計はいつもデタラメだ

体感通りに時刻 示さない

早かったり 遅かったり

気持ちを全く汲み取らない

あなたに向けて裁判 起こすよ
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posted by つづけ at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 五行歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

湖の先の世界には何かがあると思うんだ

湖の先に見える世界に
私は一度も行ったことがない

父さんは何もない場所だと言う
母さんはつまらない場所だと言う
行くことを止めさせようとしている
私はそう感じている

百聞は一見にしかず だから
この足 この目で確かめたい

何もないなら ないもないで
秘密基地でも作ってやる
木材積み上げ マットを敷いて
私の世界を築いてやる

宝物も見つけてやる
洞窟の魔王も倒してやる
世界の平和を取り戻し
向こうの島を開放するんだ

湖の先に見える世界に
私は一度も行ったことがない

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ラベル:魔王 世界平和
posted by つづけ at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする