2015年02月28日

雪解け


終わりそうで終わらない冬の中
お世話になった人に さよならを
結局うまく感謝も告げれず 
お世話になった人に さよならを

教えてくれた 怒ってくれた
さよなら人の面影が
網膜裏まで染みついて
日常の終わりを感じてしまう

雪解け水が地面に散らばる
上を向いては歩けない
水溜まり 地面に這いつくばって
行く道 行く道 とおせんぼ
涙 ひと粒 地面に散らばる
上を向いては歩けない

靴を濡らしたくないからさ
視線は足元 はずせない
うつむく 熱い目 水溜り
泣いてしまうのなんか違う
そんなに悲しいことじゃない
言い聞かせても 言い聞かせても
溜まる一方 水溜り
「上を向いて歩こう」聴きながら
雪解け水を超えていく
涙 落としても もういいや
雪解け季節を超えていく
posted by つづけ at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月27日

そらのはなし


「今日は良い天気ですね」
「今日は風が強いですね」
「残念、生憎の雨ですね」
始まりはいつも空の話

少し苦手な上司だって
気になってるあの人だって
会えずにいた家族だって
始まりはいつも空の話

暖かいことも
寒いことも
雲があることも
ないことも
別に大して気にしてないけど
共有してみてわかるんだ

暖かいから
寒いから
空を見るから
まぶしいから
別に大したことではないのに
言葉で歩み寄れたこと

飛行機雲が伸びていく
ひつじ雲が流れてく
うろこ雲が消えていく
別に意識はしないけど

嬉しいことは 悲しいことは
淡い想いは 憎い気持ちは
こんなに意識に憑りつくのに
始まりはいつも空の話
話題の尽きない空の話

posted by つづけ at 22:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 季節詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月26日

期待される

期待されることは嫌いだ

昔からそうだった

両親から背負わされる根拠のない期待なんて破き続けてきた

でも社会人になるときに

自分で自分に期待を背負わせた

お前は上に行ける

申し分ない仕事ができるって

でもいざ数年働いているうちに

上司からの期待も

自分からの期待も

全部 重くて捨てたくなった

挑み続けることはこんなに心を削るんだ

自分が歩む 階段の角度を
もう少しゆるめようか
どうしようか

一度ゆるめたら
二度と高いとこまでは届かないって
どこかでわかってる

心の声を聞く
くさい意味じゃなくて
本当に本当の
心の声を聞く

目をつぶり
呼吸を整えて
「どうしたい?」って
聞いてみる

無理は禁物
怠けは厳禁
どっちに転んでも
正解だよ
今の時代は
どっちも正解
posted by つづけ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月24日

最後の日曜日


身体を伸ばして筋肉に酸素を送る

一日中横わたっていたから

夕焼けに近隣の学校のチャイムの音

曜日感覚すらなくなった僕の

今日は最後の日曜日
posted by つづけ at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 五行歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする