2015年03月07日

オレンジ色


悲しみはオレンジ色

喜びは里へ帰ってしまった

冥土の土産より不完全な恋を

色褪せても飾り続けたい写真を

素直におめでとうと言える涙を

posted by つづけ at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 五行歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月06日

ゆとりをもって


黄色信号が見えたらアクセルを踏み込み
隣のレジが空いたらすぐさま乗り換え
友人のオススメの曲は一番しか聴かず
親へのメール連絡は基本一行 良くて二行

Time is Moneyは
非の打ちようのないことわざ
確信をついたことわざ
でもそれを意識するがあまり
時間貧乏になっていた

お金も時間も節約しすぎて
息苦しかったら本末転倒

Time is Moneyは正しいけれど
Moneyで買えないものもあるから
そういうものも大事にしたい

自分の時間は楽しいけれど
誰かの気持ちは濁すのならば
分ける気持ちを無くさずいたい
posted by つづけ at 23:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月05日

私は一生分の恋をしました


あなたを見つけて
探って
近寄り
寄り添い
抱きしめ
陽を見て
寝坊し
溺れて
愛撫し
叩いて
壊れて
手放し
思うことはただ一つ
私は一生分の恋をしました

もう一生
この胸が奏でることも
唇が被さることも
腕が円を描くことも
歩幅を大きめにすることも
ないと思う

十分経験した
お腹も一杯
名残は感じない
夢のような日々でもなく
現実的で
愛が目視できて
立体的で
物質的な恋
その重りが背から落ちた

だからもう
一生分の恋をしました
おかわりはいらない

でも一つだけ
注意書きをするならば
この詩の賞味期限は今日から一年間ってことです

posted by つづけ at 20:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 恋愛詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

しょっぱい


もとに戻らない心のバランスは
日に日に悲鳴を上げて軋む
脈はない そう思えば思うほど
自分が魅力なく感じてしまう

この気持ちと迷いに行き場を作ってほしい
できれば あなたに あなたの中に
それがダメだから外に出て散歩をしよう
部屋だと感情が煮詰まるから


もとに戻らない心のバランスをいいことに
諦めないのもどうかと思う
日に日に恋なんて薄まっていくのに
自分で色濃く塗り直してる

しぐさを目で追う癖が仇になって
素敵で知らなかった部分にときめいてしまう
でも結局ダメなんだから 外に出て散歩をしよう
傍だと感情が煮詰まるから

無心でいられたいつもの田んぼ道
強く風が吹くたび 飛ばされそうになって
強く風が吹くたび あなたの声が聞こえる
なんて言ってるかはわからないけど
やたらと優しい声が聞こえる

イヤホンで耳を塞いでも
アホな歌手が唄う 恋の歌が
自分に向けて歌っているように聴こえる

もう逃げられないよ
しょっぱい結果でもいいのかもしれない
もう煮え切ってるよ
しょっぱい思いも経験すべきかもしれない

ひた隠しに抱くのも
妄想に浸るのも
解決にならない
あなたは生き物で心は一つ
わたしも生き物で本心は一つ
しょっぱい覚悟の味がする


posted by つづけ at 21:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 恋愛詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月03日

一生懸命なのに


一生懸命
心から書いた言葉が
うすら寒いと言われる

ストレートな言葉で綴るほど
かっこ悪いらしい

どういう言葉が好み?
どういう言葉で突き刺されたい?

創作活動はいつだって
自己満足では終われない
posted by つづけ at 22:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 感嘆詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

食べること


いつも空腹です

食べても食べても美味しいものは食べていたい

太ってはまた体型を戻して

体重で遊んでるわけではないんだけども

3kgをぶらぶらさせる
posted by つづけ at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 五行歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月01日

球児の夢


蝉時雨の声が反射して
胸によぎる 消しきれぬあの夏
季節外れ 暖かな通り雨
胸によぎる 消しきれぬあの夏

今はそれを良しと思えないでいる
感情の不時着 臨時着
がむしゃらに 向う見ずに
日々と汗を流していた
それが全て過ぎたんだ

目をつむって 希望の朝を待つとき
心が暴れて うまく夜を越せない
季節外れ 熱のこもる寝室
心が暴れて うまく夜を越せない

今はそれを良しと思えないでいる
感情の不時着 臨時着
できることができないことに
夢はただの過去になって
それが全て過ぎたんだ

もう一度だけあの夢を描きたい
もう一度だけあの夢に尽くしたい
鳴り止むことのない蝉時雨の中にいたい
青い日々の青がまだ塗り切れていない

こんな気持ちを今更
ノックの音は響かない
感情は秋の海に沈む
汗も涙もまだ流し足りないけど
そろそろ大人にならなきゃいけない
posted by つづけ at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする