2015年04月29日

とまどい


待って

そんなに簡単に決めていいの?

待って

それは本当に正しいことなの?

待って

楽しければそれでいいの?

待って

待って

待って

理性はいつもタンマをかける

でもそんな日常にはもう飽きてきた

理性もとめられないくらい

没頭してみたい

そんな出来事とトキメキをいつも探している

見つかるといいな
posted by つづけ at 21:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月27日

こどもじゃない


少し強いお酒を飲んで大人のふり
一昔前の音楽をしみると言って大人のふり
ピアスとつけて髪を染めて大人のふり
車で二つの県を横切って大人のふり

大人の指摘に耳をかさず
先の見えない未来を希望と呼んで
酔っぱらってトイレにこもっては
愛されたいと自分に呟く

やっぱり子どもだ
posted by つづけ at 22:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

忘れ者


あなたを忘れたこと
今でも覚えてる
これからずっと先も
地球が何回 回っても

あなたの顔も声も
優しさだって忘れたよ
でも忘れたことは
覚えている

胸が痛む理由は
なんとなくわかってる
でもあなたをもう知らないから
答えもなくなった

あなたが優しかったこと
大型犬のように笑うこと
おいしそうにご飯を食べること
目覚ましが鳴っても起きないこと

その全てを忘れてしまったこと
今でも覚えてる
これからずっと先も
地球が何回 回っても
posted by つづけ at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋愛詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

全ての道はローマに繋がるから あなたはそこで待っていて


今 僕は描かれた道を歩くのが嫌になった
この道では悲しいことのほうが多い気がしたから
やりたいことをやりたいだけ
悪意はないでしょ?
それを叱らないでよ
道は結局ローマに続いているんだから
ほっておいてよ
ローマでまた会いましょう
あなたはそこで待っていればいいよ

枕の匂い
甘すぎた過去
背伸びを続けて棒のような足
でも大丈夫
ローマで会おう
やりたいことで裏切らないから
ずっとずっと
あなたを笑顔にさせたかった
ずっとずっと
こんな僕を見せたかった



中学2年生のときに書いたものです。
発想がぶっとんでますね
posted by つづけ at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

働いてみて


過酷な残業を終えた日
時間はもうテッペンをとうに超えていた
人影ひとつもないゴーストタウン
信号無視もなんだってできそうな夜

畳んだ段ボール積み上げては崩れる作業繰り返した
達成感なんてないけれど
右手には確かなかすり傷

帰り道 夜空には三日月でも満月でもない月が光る
誰も望んでないよ そんな形
それでも光り続ける姿は
僕に似てる

家の中は外より暗くて
無臭な寂しい匂いがする
冷蔵庫はただの空虚な部屋
冷たいビールが心に染みる

おかえりって素敵な言葉だね
おはようって優しい言葉だね
家族がいなくなって
せいせいした
せいせいしたのになぜだろう

起きればあの笑顔が
帰るとあの匂いが
ずっと待ってたこと
ずっと憎かったこと
なんでなんだろう
今さらありがとうが
言いたくなったこと
posted by つづけ at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なつかげ


5月に夏の夢を見て
蝉が鳴く中 サンダルで川沿い歩き
木漏れ日や激しい雨に打たれ
濡れた服はすぐ向日葵に乾かしてもらう
熱気が揺れる炎天下
夏の影 陽から逃げて君と涼む
笑顔は特に欲しがらなくても自然に
君が僕にくれた

はぐれ雲に怖いくらいの夢を乗せて
とんでゆけ とんでゆけ
僕の影は伸びる
つま先まで大人の形に
幼少期の頃に見た
お父さんのようだ

膨らむと壊れるよ
触ると火傷するよ
だけど 夢見たい
夢みたいな夢を

かわいい笑顔の君の影を
踏んで 笑って 飛び跳ねた
ぼくのなつかげ よみがえる
ぼくのなつかげ のびていく
posted by つづけ at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月11日

空だって泣いてもいいよ


空だって泣いてもいいよ
みんなは晴れを望むけど

空だって泣いてもいいよ
雨音が屋根を叩くけど

空だって泣いてもいいよ
洗濯物は部屋に干すから

空だって泣いてもいいよ
青空でいることが義務のような世界だけど

空だって泣いてもいいよ
どんな顔をしたっていいんだよ

空は空だから
ずっと見ているね
どんな日も
どんな日も
posted by つづけ at 23:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月10日

半分こ

ふと気が付くと私はいつも右斜め前の席を見ている
見つめる先にいるあなたは いつものように上の空
視線の先には何があるんだろう


空でもない
人でもない
何もない空間に何かを見ているみたい
私もそんな空間を見つめる
なんでも共有したい
なんでも一緒にしたい
馬鹿みたいに
あなたの好きなものをすべて好きになろうとしてる


眠れない夜は窓を開け
光の減った街を見下ろす
夜風が鋭く二の腕を切る
震えひとつに
あくびをひとつ

街より強く光が灯る
真上の夜空はプラネタリウム
こんなにこんなに綺麗なのに
写真に撮るとただの黒
たぶんもう寝てるだろうから
こんな時間に電話はできない

今の私の立場では
どんなに星が綺麗だって
あなたに伝えることができなかった


少し苦しくもなるから
この気持ちに気付かないふりをしてみたり
そんな感情で
ちょうどいい距離であなたに近づき
それとなく
それとなくを繰り返して
私は何も縮められない

「傍にいて」って言えないくらい
好きで言葉にならなくて
「好きです」って言えないくらい
あなたが全てになってしまった

想いよ
どうかここから離れないで
これ以上もうよそ見しないで 
素直に向かってほしい
素直に進んでほしい



今年一の雪のせいで
止まってしまった電車の中
すりつぶされる満員状態
あなたが腕を支えてくれた
こんなに優しくされてしまったら
なにもかもが白くぼやけてくる

雪よりも白くなった私の想いは
ただ真っ直ぐあなたに向かい始めた

「傍にいてくれてありがとう」
ボソっと呟いた言葉に
あなたは顔を赤くして、
「なんだよ、急に」とごまかした

縮まない距離で動かす心より
傍に入れなくなる怖さから逃げる心より
ただ伝えたいのは
ただ届けたいのは


ふと気が付くと私はいつも右斜め前の席を見ている
見つめる先にいるあなたは いつものように上の空
視線の先には何もない

何もない空間をなんとなく見てるだけらしい
私もそんなあなたを見つめる
全ては共有できなくていい
絶えず一緒にいれなくてもいい
大丈夫
いつでもあなたを好きだと想っていれるから
目が合うとあなたは笑ってくれるから


眠れない夜は窓を開け
光の減った街を見下ろす
夜風が鋭く二の腕を切る
震えひとつに
あくびをひとつ

街より強く光が灯る
真上の夜空はプラネタリウム
こんなにこんなに綺麗なのに
写真に撮るとただの黒
たぶんもう寝てるだろうから
こんな時間に電話はできない

そんなこと思っていたら
携帯電話がピリリと鳴る
画面の名前は想い人
「もしもし」
「あー、、俺」
「知ってる」
「ごめん。こんな遅い時間に。」
「いいよ。どうしたの?」
「なんか、一緒に見たいくらい、今日の空 綺麗なんだ。」

今の私の立場なら
綺麗な夜空は半分こ
独り占めなんてしたくない
大事なものほど半分こ

「傍にいて」って言えないくらい
「好きだよ」って言えないくらい
あなたのことを想ってる
posted by つづけ at 21:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 短編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月09日

なんと見事なことなのでしょう


遊びのように
傍にいた君には
見えない光があるんだ
僕には遠くに見える

どうするかは君が決めて
どう転んだとしても

なんと素敵なことなのでしょう
どんな君でも許すことができる僕が
これ以上 僕で縛りたくないと
許した上で解放した

なんと綺麗なことなのでしょう
どんな言葉もいらないよと
さよなら一つで 首輪を解いた
許した上で君から離れた

でもどうするかは君が決めて
引き留めるなら引き留めればいい
言葉があるのなら叫べばいい
どう転んだとしても
バッドエンドだけど

posted by つづけ at 20:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 恋愛詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月08日

毎日を毎日


明日へ続いている布団の中は
いつも温くて溶けそうだ

現実に続いている坂道の外灯は
いつも淡くて消えそうだ

ときめきに続いているあの切符と4番線は
いつも高価でたじろいだ

日常に続いている僕の放つ一言は
いつも辛辣で滑稽だ

毎日を毎日 望んでいたい

むずかしいけど

毎日を毎日 望んでいたい

むずかしいけれど

毎日を
posted by つづけ at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする