2014年08月20日

ひらけた草原


散歩を少しこじらせて
思いもよらない 徒歩での遠出
ストスト足音響かせて
行き先はあるようでない
辿り着いたはひらけた草原

珍しいものがありそうだ
都会では見つからないものが
そこで見つけられたものは
十人十色の人間模様

犬に先導されるおばちゃん
寝転がり動かないおじいさん
キャッチボール 楽しむ少年たち
花冠 作る少女たち
手を繋ぎ 語り合うカップル
音楽 聴きながら 歩く私


こんな雄大な景色を前に
ipodはどこか場違いで
自分の世界から出てみたら
イヤホン外した途端に聞こえる
奥ゆかしすぎる多彩なメロディ
風も鳥も人さえも
みんながみんな 歌手だった

音が混ざって空に消える
音は混ざって空に消える

私も参加したいと思い
目の前の草を摘み取って
遠い昔に父から学んだ
草笛 奏でて 加わった

風の伴奏 音 運ぶ
濁ることなく 綺麗に七色
自然のライブ会場だ

今だけしか聞けない音だらけ
今だけしか感動できないものだらけ
そう思うとグッとくるものがある

十人十色の生き方を
多種多様な生命を
メロディへと昇華する
ひらけた草原 ここにある
ひらけた草原 ここにある

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posted by つづけ at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月19日

空より高く

上司に怒られた
私が本当に悪いのかも
それすらも怪しいことで

この情けなさと悔しさ
人に当ててはいけないと思った
帰ってから精一杯 家事にぶつけよう
美味しいものを作って
部屋をピカピカにして
お風呂も綺麗に洗おう

それだけで簡単に笑顔に戻れると思う


仕事を終えて 足音ひきずり
駐車場まで向かう道
青空まだまだ空高く
夜を抑えて光ってた

へこんだ心はそのままだけど
どこか悲しくなくなった

空より高く 飛ぶ鳥に
何故か大きく手を振った

私はここで生きていく
空より高く 手を振った

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ラベル:上司 仕事 青空 家事
posted by つづけ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母からの電話

いまは考え事がある
いまはやりたいことがある
そんな時に母から電話

「元気?」と聞かれ
「元気」と答える

「変わりはない?」
「うん、ないよ」

そっけのない解答に
母が少し寂しそう

電話が切れて
自由になって
胸がせいせいするはずが

寂しさ 今さら押し寄せる

照れ臭いから かけ直しはしないけど

今度の電話は楽しそうに話すから
だから、あなたも元気でいてね


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posted by つづけ at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする